日米協会の活動

秋の講演と交流の夕べ Lecture & Fellowship Party(at Sheraton Grand Hiroshima Hotel) 2022年10月17日

広島県・ハワイ州友好提携25周年について 広島県地域政策局国際課長 大小田健氏

広島日米協会は10月7日、シェラトングランドホテル広島で2022年度「秋の講演と交流の夕べ」を開いた。講演会では、広島県地域政策局国際課長の大小田健氏が「広島県・ハワイ州友好提携25周年について」の題で講演。64人の会員が集い、食事を楽しみながら歓談した。

講演では、大小田氏は1895年から始まった当時のハワイ王国への官約移民を契機に、ハワイへの移民が全国の都道府県で最も多い1万人を超え、県人会も4つあることなど広島県とハワイとの100年以上にわたる交流の歴史について紹介。1997年に広島県がハワイ州と友好提携を結んで以来、県内自治体や商工会議所などの団体・機関、大学や高校などが、それぞれハワイ州にある組織や学校などと友好提携を結び、さまざまなレベルで交流が進んでいる状況を説明した。

大小田氏は「今年は友好提携25周年ということで8月末から9月にかけてハワイ州知事が初めて訪問団を率いて広島県を訪れた。10月11日からは今度は広島県からハワイ州へ訪問団を出して、さらに交流を深めていきたい」と述べた。

懇親会では、山本一隆会長が「新型コロナの影響で会合がなかなか開けない中、今日は無事に開催できて喜ばしい。今後もみなさんと日米の草の根交流に努めていきたい」とあいさつ。乾杯で祝った後、食事と会員相互の交流を楽しんだ。