日米協会の活動

2025 クリスマス・忘年の夕べ Christmas & Year End Party(at ANA crowne Plaza Hotel Hiroshima) 2025年12月02日

広島日米協会は12月2日にANAクラウンプラザホテル広島で2025年度「クリスマス・忘年の夕べ」を開いた。7月に着任した在大阪・神戸米国総領事館のワリド・ザファル広報文化交流担当領事らが来賓として参加。60人の会員、同伴者が、食事を楽しみながら歓談した。

開会にあたって山本一隆会長は「今年は国の内外で様々なことがありました。米国では1月にトランプ氏が大統領に就任したのに続いて、10月には高市氏が日本で初めて総理大臣に任命されました。日米協会は政治の世界には影響されませんが、これからの日米関係の行方が注目されます。」と語った。

続いて、ザファル領事が登壇し、「着任して数週間後に平和記念式典に参加するという栄誉を賜りました。光栄に思うと同時に、身が引き締まる思いがしました。広島が世界に発信する希望と和解の力強いメッセージに心を打たれました。」と述べた。「2025年は、トランプ大統領の訪日が日米同盟の強さと戦略的重要性が新たな高みに達した今年の集大成となりました。大阪・関西万博の成功に貢献するなど、画期的で歴史的な年となった。」とこの一年を振り返った。

経済面では、「広島は伝統と革新が交差する都市で、未来を担う産業、技術分野でリーダーとしての存在感を急速に高めています。マイクロン社が広島工場に大規模な投資を行ったことは、この地域が世界の半導体産業の中心となる可能性をはっきりと示しています。」と期待を寄せた。来年に向けては、「広島日米協会のみなさまの温かい歓迎に感謝申し上げ、来年の米国が建国250周年を控える今、平和、友情、そして前進への誓いを新たにしましょう。」と語り、日米交流の発展に期待を寄せた。

乾杯で祝った後、食事とともに恒例のクリスマス抽選会が開催された。広島市内のホテル三カ所の食事・ギフト券や広島カープのグッズをはじめ、法人会員から多彩な商品が提供され、年末のひとときを楽しく過ごした。


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